リュックの試作で使った素材でコースターを作ってみました
リュックで使える丈夫な布はあれこれありますが、TOKYO BACKTOTEの試作段階でも試した「帆布」は大好きな素材のひとつです。
厚い帆布はズッシリガッチリ感がいいですが、重いのが難点。
で、試作では薄い帆布を使いました。ほかの素材もあれこれ試しましたが、帆布は撥水加工がほどこされた、パリッとした素材感のものを使ってみました。
これは、TOKYO BACKTOTEの形を検証するために、自作したものうちのひとつ。カジュアル感がいい感じ。
撥水加工された帆布は使ってると出てくるシワ感がいいです。さらに使っていくと柔らかくなってクタンとしていきますが、こういった経年変化も帆布の魅力。
で、この帆布でコースターを作ってみました。
表を帆布で作ります。さて裏をどうしよう。
あれこれ試してみましたら、樹脂加工した布を裏につけると、コースターとしてとっても使いやすいことがわかりました。
樹脂加工布は、バッグの底に使われることがあります。防水で汚れにも強いので、屋外用の横断幕にも使われる布ですが、厚い帆布よりもさらに重さがあります。TOKYO BACKTOTEは軽く作りたかったため、これは使用してませんが、一応検討はしたので、布が手元にありました。
これをコースターの底につけてみたら、ほお! カップを乗せると滑らない! カップの重さでテーブルに適度に密着するのです。いい感じ!
いろいろ作ってみました。
コースターは、マグカップを乗せるとちょうどいい撥水タイプと、冷たい飲み物を乗せるときに便利な吸水タイプがありますが、これは撥水タイプ。
これが裏側。
織りネームもつけました。織りネームをつけると「アパレルオーラ」が出るから不思議です。
商品にする予定はありませんが、うん、なかなかいいものができました!