特徴
片手仕様 開け閉め&物の出し入れが簡単
スリム 電車でお腹に背負っても邪魔になりづらい
シンプルデザイン 仕事も遊びも合わせやすい
女性持ち対応
東京の鞄職人による手作り製品
歩きながらペットボトルや折りたたみ傘が取り出せる
街歩きで重視したいのは、片手だけで簡単に開け閉めできること。ものの出し入れの頻度が高い街歩きで、開け閉めが面倒なリュックはちょっと使いづらい。
開け閉めが簡単だったら。リュックを下ろさないで、手を背中に回しただけで収容物にアクセスできたら。
そんなリュックがないのは、リュックが、しっかり口を閉じないと、背負った時に口が開いてしまう構造だからです。
この難問をクリアすべく、構造から考えなおし(特許出願中・特願2018-248878)、熟練の鞄職人が知恵を絞り、試作を重ねました。
リュックなのに「しっかり口を閉めない」非常識に挑戦し、トートバッグの利点を搭載して解決したのが、新構造のユニバーサルデザイン【TOKYO BACKTOTE】です。
こんな人におすすめ
リュックの開け閉めに煩わしさを感じている人に。
超シンプルな形、かつ機能的なリュックをお探しの人に。
こんなシーンにおすすめ
電車通勤に。
休日の街遊びに。
子供の手をつなぐ人に、ファーザーズバッグ、マザーズバッグとして。
片手に怪我や麻痺があったり、腱鞘炎などで握力が落ちている時に。
リュックなのに片手仕様
ファスナー、ベルト、紐がない
ファスナーもベルトも紐も、閉めるのに両手が必要なツールです。これらを排除しました。
出し入れ口は閉じる必要がない
解放されていますが、背負えば内容物をフレキシブルにホールドしつつ閉まります。
雨よけと目隠しのためのホック付きフラップは、被せるだけでも使えます。
このベルトの付け方が、特許出願中となります。
口をファスナーなどできっちり閉めなくても、重いものを入れられる構造です。本や書類を入れても口が開かず、バランスよく背負えるのは、この構造だからです。
フラップの止め方は2種類
フラップにはホックがふたつ付いています。止めやすい方でフラップを止めることができます。
収容物が多い場合は外側のホックで止めると便利です。
タイトに止めることもできます。
ホックだと片手で止め外しができます。留め具はホックだけ。
もちろん物の出し入れは両手でやるのが手っ取り早いのですが、片手でもできる理由はここにあります。
サイドから見ると、三角形。背中側に膨らみを持たせてあります。これにより、背負った時にリュックの重心が安定し、置いても自立しやすいです。
背側面に機能あり
ペットボトル・折りたたみ傘が歩きながら取り出せる
背側の面に、大きなポケットを付けました。ペットボトルや折りたたみ傘がすっぽり入ります。
背中のゴロゴロ感を極力排除するため、ポケットの内側にも膨らみを持たせました。大きなものを入れても、内部に適度に入りこむ構造になっています。
背側面の大ポケットには、スリットがついています。背中に手を回せば、スリットから、大ポケットに入れたものが取り出せます。
スリットを利用すれば、歩きながら、リュックを肩から下ろすことなくペットボトルを出し入れできます。
また、歩きながら、リュックを肩から下ろすことなく折りたたみ傘を取り出すことができます。
スリットは、二重になっています。外側のカバースリットに手を差し込み、さらに内部にある中央のスリットに手を入れると、大ポケットの中に入れたものにアクセスできます。
左右どちらからでも中にアクセスできるので、左手、右手、どちらを使っても大丈夫。
下部のM字のステッチでスリットは押さえられています。スリットにファスナーやスナップなどの留め具はありませんが、下部まで解放されているわけではないため、ペットボトルや折りたたみ傘が落下することはありません。
(注)背側面のスリットを利用するには、背中に手を回すことになりますため、リュック本体を腰方向に下げぎみで(ショルダーベルトを伸ばして)背負うことが前提となります。
ショルダーベルトを短くし、本体を肩甲骨方向に上げて背負う場合は、背中に手を回してもスリットに手が届かないため、利用できません。
また、肩が硬い人や痛みがある人も、背中に手を回しての利用は難しいですので、出し入れはポケット口からとなります。
(注)背負ったままの出し入れには多少の慣れが必要です。貴重品の出し入れの際は、落とさないよう十分気をつけてください。
ショルダーベルトが邪魔な時は、こんな使い方も!
スマホが入る小ポケット
大ポケットの内部には、スマホが入るサイズのポケットを付けました。(幅約21センチ、深さ約10センチ)
背胴側に重いものを入れるとリュックは安定します。歩きながら取り出したいものがない場合も、ペットボトルや水筒、単行本や化粧ポーチなどの重いものを入れるスペースとしてぜひご活用ください。特大ポケットに重いものが入っていると、おろした時の自立が安定しやすい構造になっています。
スリムに見える構造
背中側に膨らみを持たせたフォルムです。ポケットも背中側。ですから、表側がすっきりしてます。
大きな仕切り
内部をスライスするような大きな仕切りを付けました。
これにより、書類などが収まりやすくなっています。
袋本体が横に広がらないためのストッパーの役割も担っており、シルエットが崩れるのを防いでいます。
大ポーチポケット
内側の上部にポーチ大のポケットをつけました。
小物が取り出しやすく、メガネやタオル類、薄手のカーディガンやマフラー類など、少し大きめで軽いものを入れておくのにも便利です。(深さ14センチ、底はマチがあります)
素材
表地はPVC加工ナイロン
合わせやすい黒。合わせやすいシンプルなデザイン。
素材はナイロンを使用いたしました。(*コットンver.は売り切れのため、現在はナイロンのみを販売しております。詳しくはこちらで)
素材詳細
裏にPVC加工を施したナイロンツイル。0.2mm厚の同色PVC(ポリ塩化ビニール)をラミネートした生地です。表は弱撥水、裏はPVC加工により防水素材となっています。汚れに強く軽い素材となります。
張りを持たせる工夫
厚みの違うウレタン
背あたり、底の保護と補強、見栄えと自立の補助のため、ウレタンを入れました。
背中のスリットカバーと、底と、表面にウレタンを使用しています。
裏地は赤
裏地は黒とのコントラストを重視し、気分の上がる発色のいい赤のナイロン地(裏アクリルコーティング)を使用しました。弱撥水で汚れずらい素材です。また、ビビッドな赤ですから中のものが見やすい利点もあります。
女性持ち対応
重たい袋を手で持つとき、男性は持ち手を握りますが、女性は腕にひっかける方がラク。女性と男性では腕の脂肪のつき方が違うからです。【TOKYO BACKTOTE】はユニセックス。「女性持ち」にも配慮し、持ち手は女性の腕が通せる長さにしました。
ショルダーベルトに滑り止め
滑り止めを、ショルダーベルトに丁寧に縫い付けました。
滑り止めの効果が最大限に発揮されるよう、縫い込み位置は、肩にしっかり接するショルダーベルトの首側サイドです。
SPEC
袋部分■幅約30㎝×高さ約36㎝×奥行き約14㎝
容量■約15L
色■黒
サイズバリエーション■ワンサイズ・ユニセックス
生産国■日本
※構造は特許出願中(特願2018-248878)
熟練の鞄職人による手作り製品
日本の熟練職人さんが一個一個丁寧に手作りで縫製するメイド・イン・ジャパンです。
一般的なリュックサックとは構造が違うため、形になるまでは縫い合わせの工程を工夫しながらサンプル制作を重ねていく必要がありました。この作業に真摯に向き合ってくださったのが日本の職人さんでした。
日本の職人さんあってのTOKYO BACKTOTEです。
誕生秘話
片手に麻痺を負った働き盛りの男性が社会復帰する際、片手で扱え書類が入れられるリュックを探したのですが見つけることができませんでした。
ご縁があった東京浅草の鞄制作会社(株式会社エターナリー)さんに、雑談のつもりでそんなことをお話しました。一般的なリュックサックの構造では両手を使ってでしか開け閉めができないこと、構造を変えたら片手だけで開け閉めする必要がある人たちが使えるリュックサックになるだろうこともお話をさせていただきました。
なんとかならないですかね〜の軽い雑談のつもりでした。
すると、「作る意味のある鞄です、作りましょう」と。作る意味のある鞄だとおっしゃっていただきました。そうかぁ、プロがおっしゃるなら、作るべきなんだと思いました。若い女性鞄職人さんも賛同くださり、TOKYO BACKTOTEが動き出したのでした。
スタートはクラウドファンディング
製品化となったものの、販売は手探りです。クラウドファンディングにチャレンジすることにいたしました。プロモーション力がなければキビシい結果になることは承知の上、プロモーション力のない中でのチャレンジでした。
するとなんと、目標額を大きく超えるご支援を賜ることができました。
TOKYO BACKTOTEを面白がってくださる方がたくさんいらっしゃいました。たくさんのご支援まで賜りました!
TOKYO BACKTOTEが、たくさんの方の想いの詰まったリュックですとお伝えしたくて、文面が長くなが〜くなってしまいましたが・・・
ギミックがユニークなリュックです。面白がっていただけたら幸いです!
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